@article{oai:soka.repo.nii.ac.jp:00040538, author = {長島, 明純 and NAGASHIMA, Akisumi}, issue = {73}, journal = {教育学論集}, month = {Mar}, note = {長く創価大学の教員として働いた木全力夫(2018)は、牧口常三郎が構想し、その 弟子である戸田城聖、池田大作が発展させてきた、創価教育について、様々な立場、 見解があるとした上で、創価教育について正しく理解する方法として、以下のものを 示している。「まず一番目に、牧口先生の人生そのものから学んでいく」「二番目に、 牧口先生の創価教育学の体系から学び」三番目は、「戸田先生、池田先生に継承され てきたものまで含めて捉えなければならない」としている*1。  中村元(1988)は、「わが国における哲学思想に関する研究があまりに局地的ある いは文献学的であり、思想(―それは普遍的なものである―)そのものに迫ろうとす る気魄がややもすれば弱いように見受けられる」としている*2が、この研究において、 木全力夫が示している方法を参考にして、大乗仏教*3やプラトン(Plátōn)・ソクラ テス(Socrates)の思想、更には牧口常三郎の思想に近いと思われる人々の研究など も加え、その弟子である戸田城聖・池田大作に継承された創価思想を中心に、牧口常 三郎の創価教育に関して検討を進めることにした。これは牧口常三郎が構想していた 創価教育は、西洋と東洋をつなぐ豊饒な知に根差したものであり、創価教育の中核に ある「創価思想」は、その弟子である戸田城聖・池田大作が継承発展させ、今も進化 をし続けていると筆者が考えているからである。これより、その考察を示す。}, pages = {275--294}, title = {牧口常三郎の創価教育に関する一考察 ―その世界観に注目して―}, year = {2021} }