@article{oai:soka.repo.nii.ac.jp:00040270, author = {髙橋, 健司 and TAKAHASHI, Kenji}, issue = {29}, journal = {創大教育研究}, month = {Dec}, note = {食育基本法の制定により、乳幼児期・児童期における食育指導は広まりをみせている。その中で、乳幼児は食前後の「いただきます」「ごちそうさま」の挨拶を家庭の躾として受けてきているが、保育所側の生き物の命を感じられるための食育指導としては不十分であった。  そこで、保育所におけるエスノグラフィー(ニワトリが卵を産む実際を園児自身が知り、調理して食すまでの取り組みを参与観察)により、命あるものを実際に飼育・食すという食育指導の教育的効果と現代社会に求められる食育指導について考察した。その結果、乳児は感情豊かに生き物と関わることができ、その命の有難みから「いただきます」「ごちそうさま」を体感しながら気付くことができた。また、ニワトリを中心とした乳児同士の関わりによる育ちあい場面や、保育者と保護者が共に乳児の成長に感動し、喜び合える場面が創出されるといった「副次的な教育効果」があることも明らかとなった。ニワトリ飼育の実践から、乳児の「いただきます」「ごちそうさま」の気付きを関連付けたことは、現代社会に求められる重要な食育指導の一端であることが示唆された。}, pages = {1--14}, title = {ニワトリ飼育が乳児の「いただきます」「ごちそうさま」の気付きに及ぼす影響}, year = {2019} }