@article{oai:soka.repo.nii.ac.jp:00037118, author = {山中, 正樹 and YAMANAKA, Masaki}, issue = {24}, journal = {日本語日本文学}, month = {Mar}, note = {川端康成の主要作品の主人公たちは、いずれも「癒されることのないさびしさ」(鶴田欣也)を抱えながら、そこからの <救済> を目指している。これは川端文学全体に共通する主題であると指摘されてきた。それは自身の出自への疑念から生じ、自己の存在そのものへの懐疑や不安として主人公たちの人生を覆っている。そこからの <救済> は、<他者> としての <女性> との関係性の中で求められていく。その、主人公たちの <救済> は、物語の中でどのように行われるのだろうか。本稿では、川端文学の作品構造を踏まえつつ、<他者> としての <女性> 像の位相および、主人公たちとの <関係> の在り様を <コミュニケーション> という視点から考察したものである。}, pages = {13--27}, title = {川端文学における <救済> と <コミュニケーション>}, year = {2014}, yomi = {やまなか, まさき} }