@article{oai:soka.repo.nii.ac.jp:02000139, author = {味村, 直美 and Naomi, Mimura}, issue = {45}, journal = {創価大学大学院紀要 = The bulletin of the Graduate School, Soka University}, month = {Mar}, note = {本研究では、本学学生が友人の悩みを聞く場面での精神的な影響を明らかにする事を目的とし、質問紙調査ならびに面接調査を行った。その結果、本学学生の特徴として友人の悩みを聞く場面では、共感的態度が高く感情的にも影響をされやすいと感じる傾向がある事が分かった。筆者は、本学学生は他者の役に立ちたいという思いを強く持つ為、他者から感情的に影響されやすいのではないかと考えた。この感情的な影響のされやすさは、本学学生にとって肯定的な意味を持つ事が示されたが、この思いが強すぎると相手との境界が揺らぐ危険性もある。その為、友人の悩みを聞く場面では境界を保てず、自身の心身の健康を損なう程相手をサポートすることに没頭してしまう学生もいた。以上を踏まえ、本学学生に向けたよりよい悩みの聞き方に関する心理教育の一助となるように「自己一致しながら聞くこと」、「対人援助要請力を身に付けること」という2 つの視点を提唱した。}, pages = {99--113}, title = {大学生が友人の悩みを聞く場面における聞き手への精神的影響}, year = {2024} }